若者はチャットで句点を打たない

 少し前に「若者がチャットで句点を打たない」ことが話題になっていたが、BBSは掲示板、Eメールは手紙、チャットは雑談を電子化したものであるから、文語が元になっているBBSやEメールの文章とは異なり、口語が元になっているチャットの文章に句点を打たないのは当然のことであると、私は思う。だいたい、文語に於いても鉤括弧の中は句点を打たないし、英語圏でもチャットでピリオドは打たないらしい。私からすると、問題視される理由が分からない。おそらく、高齢者が若者を貶めるために騒いでいるのであろうが、いい加減にしてほしい。少子高齢化で若者がマイノリティになっているからといって、若者をいじめても良い理由にはならない。

原作と二次的著作物について

 私は、「セクシー田中さん」の原作やドラマを観ていないし、どういう経緯でトラブルに発展したのかも詳しくは知らないので、その問題について批評するつもりはないけれど、世論を見ていて思うところがあったので、原作と二次的著作物に関する個人的見解を述べていく。

 まず、原作改変について私は賛成派である。二次的著作物の媒体が異なるのであれば、それに合わせて改変を行うのは当然のことであると思うし、二次的著作物を異なる媒体で制作するのは、その媒体からしか得られない差異を求めてのことと、思うからである。

 次に、原作者の権利については、契約の段階で決めるべき事柄であって、後から論ずる事柄ではないと思っている。さらに、二次的著作物に於いて、原作者は責任を取る立場にないので、口を挟むべきではないとも思っている。人に任せた以上は、その人に全てを一任すべきというのが私の考えである。

 「人の褌で相撲を取るな」と言う者もいるが、それを言うなら「原作者は自ら映像化すれば良い」という話になる。手塚治虫は自らプロダクションを創設し、新海誠は「ほしのこえ」を個人で制作した。原作者が自ら映像化するのは不可能なことではないのである。

 このように主張すると、「原作者は、そもそも映像化を望んでいない。映像化は出版社の意向だ」と反論するかもしれないが、出版を他社に外注している以上、その会社の意向に従うのは当然のことではなかろうか。出版した書籍が売れなかった場合、不利益を被るのは出版社の側である。リスクを取っているのは出版社の側であるから、リスクを肩代わりしてもらっている原作者の側はそれに従うべきである。そして、これは映像化を行うプロダクションにも言えることである。

 原作者だからといって、全てを思い通りにできると思っている方がどうかしている。多くの人が作品に関わっている以上、個人の裁量で全てを動かせないことくらい、まともな社会人ならば理解できることであろう。どうしても全てを思い通りにしたいのであれば、全てを個人で行えば良いのである。現代では、イベントやウェブサイトなど、出版社を介さずに作品を発表する場はいくらでもある。勿論、費用は全て自己負担となるが、権利に対して、相応の責任や義務が伴うのは当然のことである。その責任や義務から逃れて、権利だけを主張するのは如何なものであろうか。

ベーカー先生が小説になるらしい

 中学の時、私は教科書に落書きをするような悪い生徒であったけれど、エレン・ベーカー先生には落書きできなかった。彼女が今も教壇に立っていることを、私はとても嬉しく思う。あらすじを読む限り、ベーカー先生はALT(外国語指導助手)の契約期限が迫り、進路に悩んでいるようであった。私はそこに時の流れを感じた。思えば、彼女に出会ってからもう6年の月日が流れている。あれから私の英語は全く上達していないけれど、生活環境は目まぐるしく変化した。ベーカー先生もそれは同じなのである。そろそろ、私もベーカー先生のように進路について考えなければいけないのかもしれない。

https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/newhorizonproject/


追記 ベーカー先生がバーチャルユーチューバーになるらしい。進路に悩んでいることは知っていたが、どうしてこうなった……

 そういえば、私の小・中学校へ来ていたALTもユーチューブに動画を投稿していた。在日外国人ユーチューバーでALTをしている人はよくいるから、ベーカー先生がバーチャルユーチューバーになるのは意外と自然なことなのかもしれない。

ワイヤレスは、やはり駄目ね

 有線のイヤホンが壊れたので、クリスマスに母から貰った無線のイヤホンを試した。しかし、動画の再生中に通信が何度も途切れる(混線しているのか……)。接続はbluetoothctlのコマンドで出来たが、有線ならば差し込むだけで良いということを考えると、かなり面倒である。そもそも動画や音楽を再生できなければ、意味がない。どうして、このようなものが世間では流行っているのであろうか。有線の方が接続は楽で、音質も良いし、通信が途切れることもない。私は高値の無線イヤホンよりも、100円ショップの有線イヤホンの方が良質に思える。母からのプレゼントは嬉しかったが、これを使う機会はもうないのかもしれない。


追記 混線するのは、Wi-FiBluetoothが2.4GHzの周波数帯を共有しているからであり、Wi-Fiを5GHzの周波数帯で利用すれば、混線しなくなるらしい。しかし、私はそれが面倒なので、やはり有線のものを使い続ける。すまない、母よ。

The_Laughing_Man_2024

 今日は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の劇中に於いて、笑い男事件が発生した日である。もしかすると、「攻殻機動隊」の公式SNSアカウントが乗っ取られたのも、笑い男の仕業なのかもしれない。設定上は、明後日の07時20分からNHTV(日本テレビ?)の天気予報に笑い男が現れる。私は引きこもりなので、普段は天気予報を見ないが、明後日は早く起きて、テレビをつけてみようと思っている。もしかすると、SACに感化されたオリジナルなき模倣者がテレビの画面に現れるかもしれない。


追記 笑い男は現れなかったが、数日前にニューラリンク社が人体へのブレインマシンインターフェース移植を初めて実施したという記事を見つけた。一昨年のブタ心臓移植のように後から拒絶反応が出ることもあるので、まだ何とも言えないが、また一歩SFの世界に近づいたというのは事実であろう。近年はAI技術が話題になったり、政府が能動的サイバー防衛(要するに攻性防壁)の導入を進めたりと、「攻殻機動隊」で語らてきたことが現実味を帯びてきている。私は嬉しい反面、劇中で語られてきたような社会問題の発生を危惧してしまう。そのような社会問題に対処する為、公安9課の設立が必要になる日は近いのかもしれない。

https://wired.jp/article/elon-musk-neuralink-human-patient-brain-implant/

バーンバーンバンバーンバーンバンバンバンバーンブレイバーン

 この流れは1年前にも見たぞ。調べてみたら、やはり「アキバ冥途戦争」と同じサイゲームスのアニメであった。「アキバ冥途戦争」の品質を考えると、この「勇気爆発バーンブレイバーン」も単なる「勇者シリーズ」のパロディでは終わらないと思う。それこそ、いろんな所で考察されているような「スミス=ブレイバーン説」もあり得ると思うし、「アキバ冥途戦争」にあったような裏テーマ(これについては後日まとめてみようと思っている)もあると思う。昨年は「機動戦士ガンダム 水星の魔女」が期待外れであったので、今期はロボットアニメから離れて、「魔法少女にあこがれて」というHENTAIアニメのみを視聴するつもりであったが、この「勇気爆発バーンブレイバーン」は継続視聴することにした。このような面白いアニメを視聴するのは、本当に久し振りである。


追記 サイゲームスといえば、数年前に「ゾンビランドサガ」が話題になっていたが、第1期の時は受験の準備を始めていたし、第2期の時は鬱になっていたので、私は視聴できなかった。そちらにも興味が湧いてきたぞ。

テスト投稿

 テストといえば、ここ数日は大学の試験を受けていたので、アカウントを作成したにも拘らず、ブログは全くの手付かずであった。今回の試験スケジュールはかなりハードで、自宅が被災した為に受験できなかった前回の分も組み込まれていた。そのようなスケジュールであるにも拘らず、思いつきでアカウントを作るような計画性のない人間なのでブログの更新は不定期になると思うが、それでも読んでもらえると、有り難い。